燕三条の工場探訪2022(前編)
 

工場探訪未分類

3年ぶりに「ものづくりのまち」燕三条を訪問しました。
燕三条地域は燕市と三条市からなり信濃川を挟んだエリアに大小様々な工場が建ち並んでいます。

最初に訪れたのはキッチン小物を多く販売している下村工業株式会社。刃物鍛冶として1874創業、企画から製造までを一貫して行なっている歴史のある会社です。
刃物の工場もあるのですが今回はプラスチック工場を見学させてもらいました。最新の機械が揃っていて凄く綺麗な工場でした。※今回は工場内の写真の掲載はありません。

《簡単な工程》 材料搬入(色のついたビーズ状のプラスチック)→成形(プラスチックを溶かして型に流し込む)→型から本体を外す(余分な部分は再利用されます)→組み立て→商品検品→包装→最終検品→出荷

工場内を見渡すと工程順に機械が配置され効率よく商品が出来上がっている印象です。特に接合や組み立ては最新の技術で頑丈に作られていて安心して使って頂ける商品だと感じました。またしっかり管理されたこちらの工場では不良品が出ないように感じましたが、さらに細かな検品作業も印象的でした。

下村工業の商品は刃物鍛冶屋の強みを活かし刃物とプラスチックを融合した商品を得意としています。今の時期とても売れているこちらの栗むき器はとても剥きやすく、本体は一体成形で丈夫に作られていています。

最後にショールームを見させていろいろお話しさせて頂いたのですが下村工業と言えば企画力、現場での要望が反映されている商品が多く一貫製造している会社の強みだと感じました。また商品パッケージにも力を入れていてお客様が手に取りやすい工夫もされていました。
《後編に続く・・・》燕三条の工場探訪2022(後編) | 生活の道具なべや (e-nabeya.com)